待ちに待った日本バスケの最高峰統一リーグ
B.LEAGUEがついに開幕

ド派手なオープニングと
開幕戦の最後まで手に汗握る熱戦に
好スタートを切った

長年もめていた日本の男子バスケは
90年代日本経済の衰退で企業スポーツクラブの廃部・休部が相次ぎ
選手が不安定な環境におかれる

中には生命を絶たれるプレーヤーも相次ぎ
危機感を持った人たちが
サッカーJリーグの成功に学べと
プロとして新しい試みに挑戦
独自クラブチームが生まれリーグのプロ化を目指す

しかし相変わらず企業中心の
旧態依然とした形にこだわる協会に業を煮やした人たちが
bjリーグを設立
そこから大きく長い対立が始まった

試行錯誤しながらも観客動員数を着実に増やし
リーグとして少しづつ知名度を上げていき
エンターテーメント性では素晴らしい実績のbjリーグだが
やはり資金力に乏しく日本人有望選手が集まらず外国人頼み

かたや協会側はbjに対し危機感を抱き
JBLからNBLとプロ・アマ共存のリーグを模索していくが
主力企業依存のため観客動員も社員がほとんど
これではリーグとしての将来性は皆無

リーグ統一もできないのに、技術レベルは世界に通用しない男子
アジアでも勝てない国の内紛についにFIBAが最後通告
2014年ついに国際資格停止処分に

この処分に強豪の女子がとばっちりを受け
リオ五輪予選出場が危ぶまれた

ここでやっと目が覚めたか
Jリーグ成功を成し遂げた川淵三郎氏をシェアマンに据え
リーグ統一へ本格的に動き出す

この期に及んでもいろいろ抵抗があったようだが
最大の難所を突破した川淵氏はさすが

そしてリーグ統一を果たし処分解除
女子は予選を1位で通過
五輪でも大活躍をみせたのは記憶に新しい

こうして新たなスタートを切ったわけだが
今のところ選手の技術レベルが大きく上がったわけではない
4年後の東京五輪は開催国だが
今の男子では出場レベルに値しないという評価

これからリーグを活性化し代表を強化して
男子も五輪出場できるよう選手強化を急がなければならない
そのためにもまずはリーグが盛り上がること
それに尽きる

応援するぞ！B.LEAGUE