古い映画やドラマをみていると
時代性をつくづく感じる
とくに自分が生まれ育った記憶がある時代は
懐かしさと共に驚きも感じた
ファッションや言葉の流行は普通だが
今ありえないような場面設定がいくつもあり
こんなことが普通に行われていた時代だったんだなと
今と比較すると何十年も経てずいぶん整備されたなと感じる
特に感じたのがたばこ
常に煙草をくわえている場面の多いこと
90年代までのドラマ・映画では常にある
歩きたばこ、ポイ捨て、吸殻の山
小さい子ども、妊婦がいてもお構いなし
格好良さを出すには
小道具としてタバコが必需品だった時代
そんな場面に自分も憧れた
もっとも大人になって吸い始めたが
体質的に合わないことが
ずいぶん経ってわかったので
今では吸っていた過去がうそみたいに
たばこ嫌いになってしまった
信じられないが自分も含め
あれだけ吸ってい友人たちも
いつも間にかほとんどがたばこ嫌いになっっていた
そういう時代なのか
他に今ならハラスメントやDVになるような行為も
普通に組み込まれているストーリーの多いこと
極端なスキンシップや
招かれてもいないのに勝手に家に上がり込んで
人のプライバシーを探るようなことをしたり
こどもも頭をポンポン叩かれたり・・
あの頃はこういう行為を
笑ってみていた自分
たった数十年でずいぶん変わったものだ
でも、娯楽として過去のものをみるだけでなく
時代を感じて改めて今を考えてみるのも
無駄ではない気もする