一人暮らしの80代半ばの父が
最近とみに耳が遠くなり
それが生活に重大な影響を与える心配も出てきた
先日検査入院をしたとときに
看護師から渡された一日一回の薬を
食後に何度か飲んでしまい注意を受けていた
本人呆けてはいないので
おそらく聞き違いなのだと思うが
大事なことが聞こえていないのは心配だ
今日たまたま行った別な病院の受付では
老人が薬の処方される薬のことで
受付の人との話がうまくかみ合わず
困っている場面を目にした
この人も老人性難聴でうまく聞きとれないことと
老人のため言われていることを理解するのに時間がかかり
傍で聞いているこちらがそわそわ
幸い事なきを得たが
自分の父のことがあったので
身につまされる出来事だった
父については補聴器をつければいいと思うが
なかなかそれを受け入れることができないようで
それもわからないではない
しかし明らかに生活への支障が出ている現実を
自分のためにも認識してもらいたい
自分も各所に老化現象が見え始めてきているが
まだまだ大丈夫という気持ちがある
おそらく同じなのだろう
老化を自覚するということは
けっこう難しいことなのかもしれない