この時期は世の中どこもかしこも
クリスマスやハッピーニューイヤーで大賑わい
エンターテーメントもやっぱりそのたぐいのものが
やたら多くなる
昔はそんな“暖かさ”の押し売りみたいなものが嫌で
その間ただひたすら声をひそめてじっとしていたが
最近自分の中の何かが変わってきて
逆に楽しむことも悪くないと思えてきた
そんな最近の心境の中で観た映画
「ニューイヤーズ・イブ」という
2011年のアメリカ映画はなかなかおもしろかった
ニューヨークのタイムズスクウェアで
大みそかカウントダウンで新年を祝うまでの
様々な人たちの人間模様という
ストーリー的にはよくあるパターンなのだが
とにかく主要な登場人物が多く
それぞれが超主役級の人ばかり
ヒラリー・スワンク
ミシェル・ファイファー
サラ・ジェシカ・パーカー
ハル・ベリー
ロバート・デ・ニーロ
ザック・エフロン
ジョシュ・デュアメル
また今年の映画「スティーブ・ジョブズ」に主演の
アシュトン・カッチャー
果ては歌手のジョン・ボン・ジョビまで
自分が知っているだけでも
まさに錚々たる顔ぶれで
一体誰が主役なのかわからない
それだけでも楽しめそうだが
主役級の人達がそれぞれのシチュエーションで
少し切なく心温まるいくつもの物語を演じる
贅沢な映画だ
ちなみに本物のニューヨーク市長
マイケル・ブルームバーグまで出演していたのが
一番の驚きだった