年末年始に録画しておいた映画を
少しずつ観ている
その中で割とおもしろかったのが
2004年公開のアメリカ映画
「エターナル・サンシャイン」
ケンカが絶えなくなったあるカップル
ある時ついに女が怒り出て行ってしまう
その後男は謝るため女の職場に行くが
なんと自分のことをまったく覚えておらず
しかも別な彼氏ができていた
実は女は手術により男と過ごしたすべての記憶を
消してしまっていた
そのことを知った男は絶望で
自分も女の記憶を消す手術をおこなう
しかしその施術中に男は後悔し
何とか記憶を消させないよう
そして・・
現実の場面と男の頭の中にある
記憶の中での行動が目まぐるしく変わり
過去、現在、そして空想が入り混じって展開
実は施術行為をする者たちも
重要なカギを握っており
それが徐々に繋がっていく
ちょっと切ないラブロマンス映画だ
男の夢の中で場面が刻々と変わり
消えたり、壊れたりと
設定やストーリー展開がおもしろかった
男はジム・キャリー
女はケイト・ウィンスレット
2人とも昔の代表作とは違う雰囲気を醸し出し良かった
その他記憶を消す手術をする会社のスタッフ役で
「スパイダーマン」の恋人役キルスティン・ダンストや
「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッド等も出演
今や脳の解析はかなり進んでいて
映画の中の人為的に記憶を除去するビジネスが
本当に出てきそうな気もするが
個人的にはどんな過去でも
忘れるよりも残せるものなら残したいと思う