全米一の人気スポーツイベントである
NFLスーパーボウル
今季は初のニューヨークが舞台
人気QBペイトン・マニング率いる
デンバー・ブロンコスに対し
今季抜群の守備力で勝ちあがってきた
シアトル・シーホークスとの戦い
接戦が予想されたが意外な展開に
開始早々ブロンコスが攻撃でのミスで得点を奪われ
それで歯車が狂ってしまったのか
以降も攻守ともまったくかみ合わず
逆にシーホークスは守備の好調から
攻撃もおもしろいように決まる
ブロンコスは完全に主導権を奪われた形で
22-0という信じられない点差がついて前半を折り返す
しかし後半に形勢が逆転することはよくあるので
まだまだわからないと思っていた開始早々
シーホークスWRパーシー・ハービンが87ヤードを走りきる
キックオフリターンタッチダウン
たぶんこれが決定的だったか
後半の出鼻をくじかれたブロンコスはなす術なく
第3Q終了直前まで無得点
このまま0点で終わるとスーパーボウル史上初の
無得点となるところだったが
何とか一矢を報い、無得点は免れた
しかし終わってみたら43-8の大差
とにかくシーホークスは何をやってもうまく行き
ブロンコス何をやっても失敗に終わるという
最初から神様が一方に肩入れしたと思われるくらい
はっきりした展開だった
35点差はスーパーボウル史上でも上位の得点差
ちなみに最大差がついたのはたぶん1990年のスーパーボウル
サンフランシスコ・フォーティナイナーズが55-10の45点差
ちなみにその時の敗者もブロンコスだった
ブロンコスは過去6回スーパーボウルに進出し
うち2回チャンピオンに輝いているが
負ける時はほとんどが大差
序盤で試合が決まってしまうと諦めてしまうチームカラーなのか
今回大方の予想はブロンコス有利だったが
それを覆して初のチャンピオンになったシーホークス
QBは2年目のラッセル・ウィルソン
2年目QBでスーパーボウルを制覇したのも初だという
ピート・キャロルHC含め
誰一人スーパーボウル経験者がいなかったというのも
新鮮でいい
シーホークスを応援していた自分としては
これだけ完勝してしまうとちょっと物足りない気もしたが
安心して観ているれたのは良かった