ピーター・ラビット生みの親の伝記映画「ミス・ポター」

2006年公開の米・英映画「ミス・ポター」
ピーター・ラビットで有名な絵本作家の
ビクトリクス・ポターの半生を綴った伝記

時代は1900年前後の大英帝国
封建的で上流階級の女性が
一般的に仕事をすることはならず
まして未婚の女性はその振る舞いが決められていた時代

絵本作家として人気を博すまでの道のりと
幼い頃育ったスコットランドの農地や湖水を守る
自然保護運動に力を注ぐ彼女の理念が語られる

人気の絵本作家となるまで彼女を支えた
恋人の編集者との出会いから別れ
またその姉との友情

そしてピーター・ラビット等が生み出された場所が
開発されることを知り
自然を残そうと私財を投じて守ろうとするなど
波乱の人生が美しい映像と音楽によって語られる

ノスタルジックな映像の中で
時々“友達”のピーター・ラビット等のイラストが
動き出すのは愉快

ポター役のレネー・ゼルウィガー
恋人である編集者役ユアン・マクレガー等が好演
出版社への売り込みや
印刷刷り出しの立ちあい場面など
仕事柄共感できる部分があっておもしろい

我社の社名であるレプレ
語源はイタリア語の野兎からだが
兎つながりという訳でもないが
ピーター・ラビットは大好きなキャラクター

いつかできることなら
彼女が晩年過ごし保護管理されている家に
行ってみたいものだ