先日テレビで放映していた
「マジェスティック」という映画を
録画予約した
てっきりジム・キャリー主演の映画だと思って観たら
オープニングが70年代の作りで古い
間違えた~とがっかり
でもチャールズ・ブロンソン主演だったので
とりあえず観てみると
これが意外に面白かった
ある田舎町でスイカ農場を経営する
主人公マジェスティックが
差別されているメキシコ移民を雇ったことで
白人住民から嫌がらせを受け反抗したことで
言いがかりのような理由で不当に逮捕される
拘置所に移送される時
マフィア大ボスの脱走に巻き込まれ
逆にその大ボスを拉致して取引をしたことで
命を狙われることに・・・
70年代まだ色濃く残っていた
移民や人種差別の問題
強大なマフィアの存在など
まだまだ大きな闇を抱えていた当時のアメリカを
垣間見る映画
折しも昨今のアメリカ大統領選で
共和党ドナルド・トランプ氏が掲げる
不法移民排斥やイスラム教徒の入国禁止など
保守派の排外主義、保護主義傾向が強まっていることに
この映画の頃の時代に逆戻りしているようで
空恐ろしい気分
結局映画の結末は「正義が勝つ!」のが
ブロンソン映画のお約束
しかし現実は果たして何が正義なのか
今後の日本にとっても重大な進路の選択を迫られるかも知れない
間違えて観た映画だったが
歴史を振り返ることができて良かった