ここ数日なぜか
寅さんに関係するテレビ番組が目立つなと
思っていたら
8月4日は渥美清の命日
今年は没後20年という節目の年であった
昨年、一昨年と「男はつらいよ」全48作を
BSジャパンで2年にわたり放送していたのを見続けていたので
それほど懐かしさはないのだが
没後20年を改めて言われると感慨深い
おいちゃん、おばちゃん、タコ社長もすでに他界
松竹大船撮影所もすでに閉鎖
どんどん過去のものなっていくことに一抹の寂しさを感じる
今BSTellVでは
寅さんの元になったと言われる「渥美清の泣いてたまるか」を放送中
渥美清を主人公として
昭和を代表する名脚本家が作り名優が演じる1話完結の物語で
渥美清の作品の中で最も好きなドラマ
若かりし頃の渥美清に会えること
忘れていたその時代を再び感じることができる
過去を振り返ることで今を見つめ直す
寅さんなどの渥美作品は懐かしさだけではない
大事なものを呼び覚ましてくれる