1985年の仏映画「サブウェイ」

懐かしい映画を観た
リュック・ベッソンの出世作
仏映画「サブウェイ」

思えば彼が製作に携わった映画は
これまでずいぶんと観ていた
「ニキータ」「レオン」「フィフスエレメント」
「TAXI」「WASABI」「トランスポーター」etc

彼が製作に参加する作品は映像や音楽がいいし
観ている人を本当に飽きさせないエンターテーメント性に
優れた物ばかりでおもしろいと思う
ただストーリーの必然性がどれも未だによくわからない

この「サブウェイ」も
主人公の男が女の夫のパーティで金庫を爆破して
重要書類を盗み出しそれを取り戻そうとする一味と
警察に追われる展開なのだが
逃げ込んだ地下鉄の駅構内の裏側でそこに棲みつく人間と仲良くなり
そこに女が絡んでいく展開

どうやって金庫を爆破したのか
重要書類って何なのか
なぜ地下鉄構内の裏側に人が棲んでいるのか
そもそも男と女の関係は・・・?

疑問点は山済みなのだが
なぜか観入ってしまう不思議なおもしろさだ

個人的には懐かしい女優が出ていたので
それもまた非常に良かった
イザベル・アジャーニだ

高校生の頃「ザ・ドライバー」で知ったがそれ以来
この映画ではたぶん20代だったろう
美しかった

そしてもう一人ジャン・レノ
この人も若い
「ニキータ」「レオン」よりも前の作品でミュージシャン役でドラマー
殺し屋とドラえもんの印象が強いので新鮮

とにかく昔の映画を観る時は
今の有名俳優の過去の意外な一面が観れるので
違った味わいもあっておもしろい