ないものねだり

「伝える力」や「聞く力」に関する書物が
大変売れているようだ

コミュニケーションツールが多様化する中
社会の中でより良い関係性を築きたいと
多くの人が思っているのは良いことだし
一人ひとりが相手を思いやる気持ちが高まれば
より良い社会が作り上げられると思う

しかしそう書物通りには
いかないのが現実
結局自分の慣れ親しんだ対応は
なかなか修正できないものだ

言葉の選び方や理解力は
それ相応の知識や学力が必要で
今さら劇的に向上するものでもない
もっとしっかり学んでおくべきだったと後悔はあるが
ないものねだりをしても仕方がない

今できる力で
最大限努力するのみ
学べるものからは
とりあえず何らかは吸収したい