新緑の季節も間近で
暑くもなく寒くもない今
スポーツするには最高の気候

ハードな運動量を必要とするラグビーは
プレイヤーも観客も最高のコンディションの中
今シーズン真っ只中のスーパーラグビー

今シーズンから参戦も日本チーム
サンウルブズが念願の初勝利を
地元日本で挙げた

善戦すれどもなかなか勝利に結びつかず
ずるずると7連敗
ハードゆえケガで離脱するも増え
前節はついに17-92と記録的大敗を喫す

そのグラウンドは日本代表がかつて
W杯でオールブラックスに
17-145という屈辱的な大敗をした場所

悪夢が蘇ったようで
日本の力もここまでかと落胆しかけた人多かっただろう

そのためだろうか若干空席が若干がめだち
これまでとは期待度が落ちた感は否めない

相手は日本と同じ今季からの参入で
アルゼンチンチームのジャガーズ
アルゼンチンは昨年のW杯で4位になった超強豪で
メンバーはほぼ全員が代表選手

日本が大敗した相手に初戦で勝利している
とても勝てそうにないと諦め半分だった

案の定前半から劣勢を強いられる
ところがその割には点差が開かない
相手はミスが多くコンディションが悪いようだ

確かに南半球での長い遠征のあと慣れない日本での試合
屈強な選手でもベストの状態を保つのは難しい
日本の大敗も長い遠征ゆえのコンディション不良もあるだろう

これはもしかしてチャンスなのでは？

後半の終盤相手は明らかに運動量が落ち
守備に綻びが見え始めた
日本も疲れてはいたがそこで頑張れたのは
選手の精神力と観客の応援の後押し
会場が一体となった感じで
完全に相手は飲まれていた

あとはミスをしなければ勝利は間違いない
W杯南ア戦を彷彿とさせる少量間際のトライで勝利を確信
集中力を切らさず戦い続けたことがこの結果に結びついた

シーズンはまだまだ続く
現在疲労はピークだろうが
この勝利を起爆剤として今後の厳しい試合にも
立ち向かってほしい！