サッカー女子W杯カナダ大会決勝は
日本の2大会連続優勝を期待したが
結果はアメリカにまさかの屈辱的大敗
これまで得点は少なくとも守備はしっかりしていたので
まさかこんな展開になるとは・・
アメリカは日本をしっかり研究して臨んでいた
開始早々おそらく日本向けに用意していたであろうセットプレーであっさり得点
あれで日本は完全に浮足立った
予想以上にアメリカの圧力がすさまじく
日本の守備は完全に崩壊し
攻められれば得点される悪循環に
そして開始20分でまさかの4失点
昨年の男子W杯準決勝ドイツVSブラジル戦を観ているようだった
アメリカは4点取った後から少し余裕を持ってゲームを進めたので
最後まで手を抜かなかったら一体何点取られたか
正直恐ろしかった
前半30分過ぎに自らのクリアミスで追加得点を許したDF要の岩清水が
澤と交代した直後ベンチで泣き崩れた姿は
あまりに可愛そうで思わずもらい泣き
結果は2-5で後半は1-1だったので健闘という声もあるが
アメリカが試合を完全に支配し点差以上の開きがあった
まさに惨敗
この試合で唯一日本が見せた好プレーは大儀見のシュート
彼女が最後に意地を見せた素晴らしいゴール
それだけが唯一救われた
昔何かのスポーツ選手が言っていたが
決勝で敗れるというのは想像以上につらいことだと
3位ならば決定戦で勝って終われるが
2位は負けることに加え
相手の優勝の喜びを長い時間見つめていなければならず
精神的にキツイのだと
準優勝なのだから堂々とすればいいと言われても
やっぱり負けた者が勝った相手の喜んでいる姿をいつまでも見せつけられるのは辛い
ましてやこんな屈辱的な負け方も重なったのだから
日本は大きな大会で安定した成績を残せるようになったと思ったが
この惨敗で実は各国と日本の力の差は紙一重なんだろう
アメリカが日本のウィークポイントを教えてくれたと思えば
この惨敗も意味あるものになる
しっかり分析して来年リオ五輪予選に臨んでほしい