ラグビーW杯準々決勝に初めて進んだ日本代表
快進撃が続き大いに盛り上がって南アフリカ戦に臨んだ
前半は3-5と大善戦だったが、内容は南アフリカがミスでトライチャンスを逸し
点差を広げられなかった感じだ
それでも後半に淡い期待を抱いたが、
日本の弱点であるフィジカルを徹底的についてきた
ほぼ同じメンバーで予選を戦ってきた日本は
この圧力に耐えられずどんどん消耗していき、反撃もままならない
結局3-26とノートライで敗れたが、試合は点差以上の実力差を感じ
日本を研究し本気できた南アフリカになすすべなかった
それでもここまで強豪チームが本気ならないと勝てないくらい
日本代表は間違いなく強くなった
将来、本当に優勝を狙えるのではないかと思うほどだ
しかし今後の日本ラグビーが発展するには問題もある
南半球の強豪クラブと戦うスーパーラグビーへの参戦が来季まで
さらに日本のトップリーグでも業績不振企業の撤退が噂され、どうなるのか
協会はプロ化を明言しているがどういう形になるのか全く未知数だ
でもそれらの問題解決のヒントはまさにラグビー代表の形にある
国籍にとらわれない集団は まさにダイバーシティの典型
なぜそうなったかという理由は全然違うところにあるが
本当にラグビーが好きな人たちが一つになって戦う姿は、なんと清々しいことか
また日本以外の代表チームでも試合以外で様々な交流が報道され
試合には負けてもお互い笑顔で交流しあう姿はラグビーならではだ
日本国内だけでなく世界と連携して新たな形を作ることができる
可能性は感じる
さて、W杯はベスト4が揃い、いったいどこが勝つのか
日本代表の戦いは終わったが、W杯はさらに面白い戦いが続く