政権交代から半年余りが過ぎた
1日発表された企業短観では景況感指数が示され
中小の経営が緩やかに改善しているとか
ただ景気が上向いている状況を示す業種は
円安効果の観光、高額品の売り上げが好調の百貨店などのサービス業
不動産業、製造業では通信、自動車等のあたり
輸入原材料が高騰している金属、電気機械などの業種はマイナスなようだし
輸入販売業に至っては急激な円安により資金繰りが悪化している様子も
アベノミクス効果は徐々に表れているらしいが
我々制作業についても実感はほとんどない
金融機関には融資先が見つからずお金がだぶついているというが
融資条件が緩和されたわけでもないし
小規模な事業所にとってはあまり意味はなく
苦しい基金繰りがまだまだ続く
今月から一部食品、電気代もあがり
家計の負担のほうもアップ
来年4月からの消費税増税を必ず実行するため
なんとしても景気が回復した体裁を整えたいのだろうが
まだ成長戦略が未だよく見えない今
もう1年先送りしても良いのでは
参議院選挙前だから政府も慎重姿勢だが
着々とシナリオ通り進んでいる模様
選挙後の政府の動向が心配だ